ラウンド2 決勝!

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昼の休憩を挟み多少なりコンディションが改善されるかと思われたが

 

雨、風は、更に酷くなり 決勝レースをどうするかを

 

スチュアート(競技長)中心に再度ミィーティングが行われた

 

その間 チームスタッフはマシンをいつでも出せる様に

 

完璧な準備を整える

 

ディレイとなった為 ライダーは、集中力を切らさぬ様

 

ある者は音楽を聴き

 

ある者は、目を閉じ

 

そして ある者は、ある事に気が付いた・・・

 

懸命な読者なら少しは気が付いていたのではないだろうか

 

ある時は、ナチュラの癒し系ライダー

 

またある時は、呑んだくれて歩道で朝まで過ごし

 

またある時は、競馬に夢中!

 

その男の名は、ワキバ・オー!

 

本日は、話題少な目であるのだが・・・

 

やはり神が降臨した。

 

フリー走行、タイムアタックと この日は、とにかくコケている

 

チームスタッフにも珍しく激しい口調で

 

「どうなってるんだ!俺の言う通りにやってるのか!」

 

と怒鳴る始末・・・

 

チームは険悪な雰囲気となり・・・

 

その時であった!

 

スチュアートよりアナウンスが入った

 

「通常よりラップ数をショートして決勝をスタートします!」

 

このアナウンスにより各ピットは一気に戦闘モードへと突入!

 

次々とエンジンに火が入る

 

決勝レース 一番手を走るのは 74Daijiroエキスパート

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プールから海となったコースに飛び出していく74KIDS

 

通常のスタートと違い ダミーグリッドからのスタートとなる

 

日の丸が雨を切り裂き 水しぶきと共に振り下ろされスタート!

 

飛び出したのは 今シーズン絶好調のハヤ・ブー!

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少し出遅れたのはユメカ・スカーレット!

 

ここで逃がしてはイケない!

 

しかし!

 

ノリにノッているライダーを止める術はなく

 

ハヤ・ブーは、ドンドンとアドバンテージを広げレースをリード

 

しかし 簡単に勝たせてくれないのがナチュラGP

 

安心していたか?

 

5コーナー進入で激しく水しぶきを上げスリップダウン!!

 

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ユメカ・スカーレットの逆転なるか?

 

いや!

 

築きあげたリードのおかげで ゆっくりとマシンを起こし

 

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再スタートを切ったハヤ・ブー

 

この転倒を確認し一気にテンションが上がったのは

 

ユメカ・スカーレット

 

「抜ける!」その思いが心に隙を作ったか!?

 

7コーナー進入でアクセルワークを僅かに乱した

 

と同時にスリップダウン!!!

 

すぐ様コース復帰をしたいが エンジンストップ

 

駆け寄る変質者

 

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この写真だけを見ると如何わしく見えるが

 

純粋にエンジンを掛けているだけである

 

再びエンジンに火が入りコースイン!

 

いや!

 

今度は、タイヤがダートにハマっている

 

後ろから押し出す変質者

 

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もう一度言おう

 

写真だけをみると如何わしいのだが

 

純粋にマシンを押しているだけである。

 

コース復帰したユメカ・スカーレットだが

 

その差は、更に大きくなってしまった・・・

 

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74Daijiroエキスパートクラス バッドコンディションを

 

見事に制したのは、絶好調のハヤ・ブー!

 

開幕に続き2連勝を達成!

 

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これによりポイントリーダー確定となり

 

年間チャンピオンに向け大きく弾みをつけた!

 

2番手ユメカ・スカーレットは、意気消沈

 

涙を浮かべるも 決して人に見せる事無く

 

ヘルメットを脱ごうとしなかった・・・

 

3番手は、メイカ・ジュリエット

 

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大きく離されるも同一ラップでのチェッカーとなり

 

非凡な才能を周囲にアピール

 

実りあるレースだったといえよう。

 

4番手 ハヤト・ロレンソ

 

前戦の勢いは無く悔しさの残る1ラップダウンでのチェッカーとなった。

 

空席となっている74Daijiroエキスパートクラスのチャンピオンの椅子

 

2013年 一歩リードしたのはハヤ・ブー

 

ラウンド3は、どうなる!?

 

 

激しく降る雨も このライダー達には、お構いなし!

 

ファイティングスピリッツは、大人顔負け!

 

続いては74Daijiro チャレンジクラス決勝

 

変質者ヤ・スーシは、コースで旗振りに向かう

 

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その相棒 シラ・ガミーノは、笑顔で旗を振り回す

 

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この雨で若干 頭の配線がショートしたのか?

 

初のコンディションに ここまで上手く対応してきたライダー達

 

決勝では、更なる進化を魅せるのか!?

 

日の丸が大きく上がり 74Daijiroチャレンジクラス スタート!

 

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上手くスタートを切ったのはオウガ・レイニー

 

イロハ・クリスティーンも良いスタートを切ったが

 

今一歩 届かない!

 

ダイジロウはどうだ!?

 

こちらも上手くスタートを決めた!

 

ピットからは、ほぼ何も見えなくなった霧の1コーナーへ

 

フルスロットルで突っ込む74KIDS

 

怖い物無しとは、まさにこの事!

 

ホールショットを決めたのは、オウガ・レイニー!

 

今日は、目障りなKYなオッサンも居ないぞ!

 

それに続くのは、イロハ・クリスティーンダイジロウ!

 

5ラップと大きく短縮された決勝

 

転倒は、命とり!

 

それを十分に理解しているチャレンジライダー達

 

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マシンを上手くコントロールし

 

オウガ・レイニー、イロハ・クリスティーン、ダイジロウ

 

FPTTで叩き出したタイムをシッカリと上回り

 

自己BESTを連発!

 

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これが このクラスの怖い所である

 

スポンジの様に吸収するスキルの高さ

 

因みに三井学級 校長の体は

 

スポンジの様にアルコールを吸収していく・・・。

 

この最悪のコンディションを走り切れるスキルがあれば

 

ドライコンディションなら一気にタイムアップするのは

 

間違いないであろう!

 

その激しいレインコンディションを制したのは

 

危なげない走りで終始トップを快走したオウガ・レイニー

 

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こちらも開幕に続き2連勝達成!

 

レイニーママは、大きくガッツポーズ!

 

目には涙を浮かべた。

 

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2位に僅かにアドバンテージがあったイロハ・クリスティーン

 

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3位に少し苦戦しながらもシッカリとした走りは流石のダイジロウ

 

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毎戦 必ず進化してくるチャレンジクラスのライダー達

 

ラウンド3では、どれほどの成長をみせてくれるのか

 

番記者は非常に楽しみである。

 

 

残るレースはMiniGP1

 

そう言えば・・・

 

激怒していたワキバ・オーはどうなった?

 

おっ!まだ続いてるぞ!

 

ワ「決勝が始まるじゃないか!


         どうなんだ!マシンはできてるのか!」

 

スタッフ「・・・・・」

 

ワ「黙ってないで何とか言え!」

 

スタッフ「・・・確かに言われた様にセットしてあります」

 

ワ「そうか!そうやって最初からすれば良いんだ!」

 

スタッフ「ただ・・・」

 

ワ「ただ何だ?」

 

スタッフ「言われたと通りにしてるんですが 決勝も・・・」

 

ワ「決勝も何だ!?」

 

スタッフ「決勝も確実にコケます。」

 

ワ「何だと!!!!俺の言った通りにしてればコケる訳はない」

 

スタッフ「いや・・・コケます。」

 

ワ「理由はなんだ!その理由はどうしてだ!」

 

スタッフ「だって・・・前後共フロントタイヤなんですもん」

 

ワ「ん!?」

 

スタッフ「ワキバ・オーに言われた通り 

 

持って来たタイヤを装着しました・・・

 

しかし そのレインタイヤは、2本共フロントタイヤでした。」

 

ワ「な!な!な~~~~にぃ~~~~~~~!」

 

居合わせた他のライダーがワキバ・オーのリアタイヤをガン見!

 

番記者もガン見・・・

 

ホイールはリア用が付いてるが・・・タイヤは、紛れもない

 

フロントタイヤ。。。

 

引っ張り気味に装着されている。

 

ワ「い・・・急いで交換しろ!」

 

スタッフ「コースインの時間です!いってらっしゃいませ!」

 

シッカリとネタを提供してくれたワキバ・オー

 

和ませてくれるライダーである。

 

さぁラストレース MiniGP1クラス決勝!

 

勝つのは!?

 

絶対王者 ニシム・ラッケンジか!?

 

絶好調 タケ・ウッチーニ か!?

 

勢いのあるシロ・マンシェルか!?

 

はたまた前後フロントタイヤワキバ・オーか!?

 

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そして・・・土砂降りのコース上

 

7コーナーでは、シラ・ガミーノが旗をブンブン振り回す・・・。

 

完全に頭の回路がショートしているであろう

 

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振り回すだけ振り回してスッキリしたのか?


仕事へと戻った・・・

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この振り回す旗が 悪夢を呼び込むとは・・・

 

ラウンド2!

 

激しく降る雨!

 

霧で霞む1コーナー!

 

コース上は、海!

 

それを消し去る程に唸る2Stサウンド!

 

日の丸が高々と上げられ・・・・

 

MiniGP1クラス スタート!

 

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良いスタートを切ったのは3番手スタートのシロ・マンシェル

 

ニシム・ラッケンジに並び掛かる!


いや!?少し前に出たか?

 

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おぉぉぉぉ!

 

ここでスルスルと上がってきたのは!?

 

6番手スタートのオサム・シュワンツ

 

ホールショットは!?

 

僅か!

 

僅かに前に出たニシム・ラッケンジが奪った!

 

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2番手争いは激化!

 

シロ・マンシェル VS タケ・ウッチーニ VS オサム・シュワンツ

 

この激しい雨の中 3ワイドで高速2コーナーへ突入!

 

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あぁぁ見えない!

 

誰が出てくる!?

 

2番手は!?タケ・ウッチーニ

 

タケ・ウッチーニが2番手を奪取!

 

3番手にオサム・シュワンツ

 

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良いスタートを切ったシロ・マンシェルは4番手!

 

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オープニングラップのオーダーは!?

 

ニシム・ラッケンジ ⇒ タケ・ウッチーニ ⇒ オサム・シュワンツ

 

トップ3は これで決まり!と思った瞬間!

 

イエローフラッグを親の仇の様に振り回していた

 

シラ・ガミーノが待つ7コーナーで

 

タケ・ウッチーニが痛恨のスリップダウぅぅン!

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喜んで旗を振りたい所だが

 

微妙に喜べないシラ・ガミーノが居る

 

こういう事になるからブンブン回さなきゃ良いのに・・・。

 

この記事 見た後で怒られても知らないぞ!

 

そのタケ・ウッチーニ すぐさまマシンを起こすも

 

後続車が切れない為 コースインできない!

 

最後尾の前後フロントタイヤワキバ・オーが通過!

 

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ここでタケ・ウッチーニキレた!

 

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オラオラオラァ!!!!

 

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「全員ブチ抜いちゃる!!!」

 

その言葉通り 先ずは!?

 

前後フロントタイヤワキバ・オーを軽くパス!

 

3ラップ目には、鎖骨ポッキリのフク・ナンチェをパス!

 

怒涛の勢いでポジションを上げて行く!

 

本日の主役は、前後フロントタイヤワキバ・オーではない!

 

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トップを行くニシム・ラッケンジでもない!

 

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   この男!タケ・ウッチーニ!

 

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どこまでポジションを上げて行くのか!?

 

12ラップと少ないラップ数

 

厳しいのは、コンディションだけではない!

 

残りのラップを計算しながらフルスロットル!

 

5ラップ目にカルロス・サカイーラをパス!

 

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勢いは止まらない!

 

因みに今回発売された 

 

矢沢永吉のALL  TIME BEST ALBUMには

 

何故か「止まらないHa~Haが入っていなかった。

 

少しショックである。

 

怒涛の追い上げを見せるタケ・ウッチーニの前では

 

DAN VS シロ・マンシェルのバトルが勃発!

 

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生名をホームとするDAN

 

前戦の生名GP開幕戦では見事に勝利を収めているだけに

 

その勢いは健在である!

 

そのバトルに割って入ってきたのは、タケ・ウッチーニ

 

8ラップ目にホームライダーの意地を見せDANをパス!

 

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残るは!?


シロ・マンシェル、オサム・シュワンツ、ニシム・ラッケンジ

 

目の前のターゲットは、シロ・マンシェル

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そのシロ・マンシェルオサム・シュワンツへハードプッシュ!

 

苦しい展開は、こちらもホームコースは広島生名サーキットの

 

オサム・シュワンツ


デブデブ・ストーナーは、前戦 生名GP開幕戦では随分と助けられた

 

なので、オサム・シュワンツの お店を紹介しよう!

 

こちらである↓(クリック)

 

福川商会!

 

オサム・シュワンツの日記もあるので ぜひご覧になって頂きたい!

 

ただ・・・あまり更新はされない。

 

そのオサム・シュワンツは、シロ・マンシェルの激しいプッシュに

 

防戦一方!

 

ポジションを守り切れるか!?

 

いや!

 

ファイナルラップ!

 

激しく攻め立てるシロ・マンシェルに対し

 

背後に迫ったタケ・ウッチーニがハードプッシュ!

 

シロ・マンシェルも苦しい!

 

残るコーナーは4つ!

 

どうなるセカンドポジション!!!!

 

5コーナーへ進入する3台!

 

インへマシンを滑り込ませたのは・・・

 

タケ・ウッチーニ!

 

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大きな水溜りにも臆する事なく飛び込んだ!

 

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ウォータースプラッシュを激しく上げ

 

ポディウム最後の椅子を掴んだ!

 

その勢いでオサム・シュワンツにも襲い掛かるが

 

僅かに届かない!

 

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ピット前の最後のコーナーを抜け・・・・

 

オサム・シュワンツ2位を死守!

 

3位に最後尾からの怒涛の追い上げたタケ・ウッチーニ

 

そして優勝は、安定したラップを重ね終始リードした

 

ニシム・ラッケンジが開幕に続き こちらも2連勝となった

 

4位に僅かなスキを突かれたシロ・マンシェル

 

5位に大殊勲!DANが初のレインコンディションを見事攻略

 

6位に苦しいながらも無事走り切ったカルロス・サカイーラ

 

7位に鎖骨の痛みに耐えたフク・ナンチェ

 

8位前後フロントタイヤの大博打も失敗のワキバ・オー

 

以上の結果となった。

 

タイヤの排水量を大きく上回る程の降水量の中

 

上手くレースを走り終えたライダー達

 

それだけで全てのライダーがエキスパートと言えよう。

 

 

 

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記事 mini-motoGP.com番記者

 

撮影 シラ・ガミーノママ

 

 

 

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