お待たせ致しました!
続くレースは、スキルアップクラス!
デビューレースのコーシ・ロッシ!
ライバルのメイカ・ジュリエットとイッキ・ドゥ~ハン
そこがまた初々しくもある。
KID達の視界にはトップチェッカーしか見えていないのだろう・・・。
日の丸が振り下ろされ
スタート!
PPのイッキ・ドゥ~ハン!
メイカ・ジュリエットもいいスタート!
ランディー・ユーマも練習の甲斐があっていいスタート
コーシ・ロッシも少し遅れながらも無事スタートを切った
1コーナーへと流れ込む一団
ホールショットを奪ったのはイッキ・ドゥ~ハン!
続いてメイカ・ジュリエット!
3番手なんとコーシ・ロッシ!
4番手にランディー・ユーマ!
ここで早くもバトル勃発!
コーシ・ロッシとランディー・ユーマがレースを盛り上げる
2コーナーでコーシ・ロッシが仕掛けければ
続く3コーナーではランディー・ユーマがやり返す!
10ラップの熱いバトルは始まったばかり!
このまま最高のショーが続きそうだ!
トップ走るイッキ・ドゥ~ハンこのまま死守できるか?
しかし そうは甘くないのがレースの世界
連勝記録を伸ばしたいメイカ・ジュリエットは続く2コーナーで
すぐさまトップを奪取!
連勝記録にSTOPを掛けられまいとハードプッシュ!
トップを奪われたイッキ・ドゥ~ハンも気持ちを切り替え
今度は、王者メイカ・ジュリエットに対し猛プッシュ!
一度のミスであっという間に消えてしまう程の距離
全神経を研ぎ澄まし1ラップ1ラップを消化して行く
3番手のランディー・ユーマは、昨日のセッションで
若干ウェットコンディションにも慣れたものの
我慢の展開となった
一方 デビューライダー コーシ・ロッシは、
予選アタックでも紹介した様にドライタイヤでの必死の走行
ハッキリと解る程のテールスライドをおこすも
巧みなマシンコートルで上手くリカバリーする
そう疑ってしまう程である
しかも本日 まだ1度も転倒をしていない
非凡な才能
この言葉がピッタリではないだろうか?
トップでは相変わらずの激しいバトル!
前半セクションではメイカ・ジュリエット!
堅実にチェッカーフラッグを目指す。
レースが動いたのは3ラップ目 イッキ・ドゥ~ハンが
遂に 王者メイカ・ジュリエットの堅い扉をこじ開けた!
予選アタックの再現を見る様だ!
王者のプライドに掛けてトップを渡す為にはいかない
メイカ・ジュリエットは、ハードチャージ!
インへアウトへとマシンを振りイッキ・ドゥ~ハンへ揺さぶりを掛ける
一定の距離を保ったままファイナルラップへ突入!
ココが勝負所と決めたメイカ・ジュリエットが
絶妙なレイトブレーキング!
1コーナー進入でイッキ・ドゥ~ハンとの距離を一気に詰めた!
1コーナー立ち上がりで背後にピタリと付け
2コーナーへ向かうが・・・そこには!
バックマーカーとなったランディー・ユーマが
イッキ・ドゥ~ハンの目の前に!!!!
それを確認したメイカ・ジュリエットはマシンを一気に
アウトへ振り2コーナーへ進入!
更に!!!!!
クロスラインでイッキ・ドゥ~ハンのインへマシンを入れ込んだぁ!!
土壇場で大逆転か!?
しかし今日のイッキ・ドゥ~ハンは違った!
メイカ・ジュリエットの動きを冷静に判断し
外からマシンを被せトップを死守!
そのまま3コーナーを抜け得意の後半セクションへ突入!
残すコーナーは5つ!
丁寧に且つアグレッシブにコーナーを抜け
イッキ・ドゥ~ハン3戦目にして嬉しい初優勝!!!
大きな大きな扉を自力でこじ開けた!!
2位にライダーとして初の敗北を味わう事となった
メイカ・ジュリエット!
ピットに戻り その小さな瞳から大粒の涙がこぼれた・・・。
しかし懸命に走ったメイカ・ジュリエットは
このレースのファステストラップとなる
59秒366を記録!
負けはしたものの収穫は大きかったはずだ!
3位に冷静にラップを刻んだランディー・ユーマ
コーシ・ロッシ!
4人のKIDライダー達おめでとう!
そして初優勝のイッキ・ドゥ~ハン 本当におめでとう!
続いてのレポートは!
当日の順で行けばチャレンジクラスなのだが
このホットな勢いをそのままに
レーシングKIDクラスのレポートだ!
打倒ユメカ・スカーレットを掲げるホノカ・マーガレットは
ユメカ・スカーレットは覚醒するのか?
フリー走行、予選アタックと転倒が続くハヤ・ブーは
気持ちを切り替えて本領発揮となるか?
グリッドに付きエンジン音が高まる・・・
雨に濡れた日の丸が上がり
スタート!
ここで抜群のスタートを決めたのはハヤ・ブー!
1コーナーに進入!
2番手にユメカ・スカーレット!
3番手にホノカ・マーガレット!
スタートグリッドの真逆となるポジションで
2コーナーを抜けて行く!
久々にトップを走るハヤ・ブーは ここでようやく
戦闘モードスイッチON!
そのままの車列でオープニングラップを・・・
あぁぁぁぁっと!
コントロールライン手前の7コーナーで
ハヤ・ブー転倒!!!!!!
本日3度目となる7コーナーでの転倒!
ハットトリック達成!
すぐに起き上がるもマシンは遠くで倒れている・・・
再スタートを切るも ここで悔しい戦線離脱
単独で前の2台を追う事となった。
前が居なくなった事で集中して走る事が出来る
ユメカ・スカーレットのタイムは?
まだまだタイムが上がってこない苦しい状況!
予選アタックでは58秒台を叩き出した
ホノカ・マーガレットにとっては
最高のチャンスなのだが・・・
同じく1分台でラップ。
このままの状態が暫く続き
ラスト3ラップでようやく59秒台へとペースが上がった!
だが・・少しペースが速いのはホノカ・マーガレット!
ファイナルラップでの逆転なるか?
差は少し縮まるもののパスするまでの距離は詰められない
ポジションが変わらぬまま ユメカ・スカーレットが
辛うじてトップチェッカー!
しかし このレースでのファステストラップを記録!
3番手 諦めずに最後まで走り切ったハヤ・ブーとなった。
番記者は心を鬼にして言いたい。
スキルアップクラスが あそこまでの走りをしたにも関わらず
レーシングキッズライダー達は少し情けない気がするぞ!
スキルアップのライダー達の憧れとなる様に
ここから もう一度 気合いを入れ直して欲しい所だ。
頑張れ74レーシングKID達!
周りのライダーは皆 期待してるぞ!
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記事 : mini-motoGP番記者
写真提供 : Sunagawa ・ Tatukichi
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