12月16日 HSR
九州
※ 天候 : 雪&雨予報だったがレッツゴー順が見学に来ない為
晴れ!
※ 気温 : 朝6時は寒いが 確実に暖かくなる
※ 観客 : い~~~~っぱい
※ 路面状況 : 最初は難しいと思うよ
※ デブスト : ええ感じの仕上がり
※ 今回は : 笑い無し!
ミニバイクライダーにとって冬の一大イベント
いや!
1年間の成果を見せるイベントと言っても過言ではないだろう
HSR九州 8時間耐久レース!
遂に この日を迎えた!
九州の雨男 レッツゴー順が観戦に訪れるという事で
天気予報では雨マークが確定であったのだが・・・
急遽 「観戦に行けなくなった」という言葉を発した途端
天気予報は晴れに変更となった!
この事に関してNASAからコメントが届いた
「全世界のミニバイクライダーの為に観戦に来てくれなくて
心から感謝したい!
その不思議な能力を是非 他の場所で発揮して頂きたい」
世界規模になりつつあるレッツゴー順!
侮れない存在だ。
更に参戦する多くのライダーのブログを見ると
「雨順さん!観戦に来なくてありがとう!」
と最大の賛辞が送られていた。
笑顔の印象的なライダーだが
事 天候に関しては恐ろしい程の力を発揮する・・・。
AM 6:30
各ピットでは昨日のウェットのセットアップから
ドライへのセットアップ変更へ追われ 慌ただしさを増している
我らがmini-motoGP.com2チームも例外ではない。
悲願の優勝を誓う63号車ワークスチーム
(この2ショット中々 ええでしょ?)
新メンバーを迎え表彰台を狙う79号車サテライトチーム
女神は微笑んでくれるのか?
(特に意味はありません)
今回 参戦するSP50クラスは近年 稀にみる激戦
ざっとエントリーリストを見渡すと
優勝候補と言われるチームが少なくとも9チームは存在する
この中で頂点を勝ち取れるのは当然1チームである
全身全霊を掛け戦うライダー達
スタート時刻が刻一刻と迫る・・・。
ココ最近出番の少ないデブデブ・ストーナーだが
このレースに掛ける思いは強い
昨年、一昨年と本来の実力を発揮する事無く終わった
苦い経験・・・
今年のコンディションはどうだろう?
ファンサービスの途中 無理を言ってコメントを貰った
「金曜日のセッションで非常に良い感じが掴めてるよ
今回は、マシンも仕上がってると聞いているから
必ず良い結果が出せると信じてるよ!
それと このレースの為にあるスポーツショップメーカーから
サポートを受けたんだ!そのサプリが僕のポテンシャルを
引き出してくれるはずだよ」
今シーズン 主だった成績を残す事はなかったが
やはり存在感は十分であり
この瞬間をファンは待ち望んでいた。
AM 8時45分
ゲートオープンとなりマシンが一斉にコースへ飛び出して行く
このフォーメーションラップが最後のチェックと路面の確認である
昨日の雨の影響で路面コンディションはセミウェット
スタートから20分程度は気が抜けない状態なのは確かである。
63号車は、総合20番手 クラス5位から
79号車は、総合57番手 クラス21位からスタート
関西から遠征の さくさんと女性ペアチーム
ハ・ルートがお世話になるオープンクラスチーム
タケ・ウッチーニ
「必ず8時間後 全メンバーが笑顔で居れる!
僕は、そう信じている!
持てる全てを出し8時間を戦おう!」
全員が静かに頷き 持ち場へと向かう
63号車 ニシム・ラッケンジ、タケ・ウッチーニ、
デブデブ・ストーナーは、ガッチリと握手を交わし
79号車 シロ・マンシェル、ア・セリーノ、
しんちゃん・エドワーズも手を合わせ絶対に諦め無いと誓った・・・。
AM 8:59
スタート1分前
騒がしかったサーキットに静寂が訪れる・・・
「10秒前!」
8時間へのカウントダウンが始まる
5・・・・
4・・・・
3・・・・
2・・・・
1・・・・
花火の号砲と共にライダーがマシンに掛け寄る!
63号車 79号車 共にスタート
難しい路面状況 温もり切らないタイヤ
先ずは、上手くオープニングラップを消化したい
ピットでは路面状況を考え
巻き込まれる事も想定し緊急ピットインの準備はOK!
ピットウォールで見守るスタッフ
最終コーナーを抜けてきた63号車!
その少し後ろ79号車もオープニングラップを無事消化
これで安心か?
いや!
路面が完全にドライになるまでは予断を許さない
コース上を走るマシンの数は、100台近い為
スタートから10分程度でレコードラインは完全なドライとなった
ここから一気にペースが上がる
各ピットからもペースアップのサインボードが出る
mini-motoGP.comの2チームはエースがライド中
野暮なサインは必要無い!のだが・・・
63号車の様子がおかしい?
タイムが一向に上がって来ないのだ!
エース ニシム・ラッケンジのBESTタイムは1分29秒台
それに対し現在のタイムは・・・1分35秒台
何かが おかしい!?
ピットウォールから見守るスタッフに対しニシム・ラッケンジは
何かのジェスチャーを見せる
これだ・・・
バイクレースにおいては無線が無い為 ライダーの要求は
このジェスチャーから読み取らなければならない
殆どクイズに近いのである
では、ニシム・ラッケンジのジェスチャーを見てみよう!
タンクを指差して・・・親指と人差し指をクルクル。。。
取り敢えず分かった事は 何かを交換したい!という事
次の周にも同じジェスチャー・・・
長年連れ添ったワイフ ニシム・カトリーヌが
「電池かしら?」
それも考えられる・・
取り敢えず ボードにガムテープで「デンチ?」と作り
サインを出すと!?
ニシム・ラッケンジの答えは!?
「ブッブー!」
ん~~~~~困った。
そこへ長年戦いを共にしてきたタケ・ウッチーニが
「プラグじゃない?」
という事で!
ボードに「プラグ?」と出すと!?
出題者ニシム・ラッケンジの答えは!?
「ピンポーーーーーン!」
やったぁ!
エンジン不調は明白!
ピットインに備え 準備開始!
サポートのシラ・ガミーノも・・・
意味も無くウロウロとしていた。。。
「63号車 入ってきましたぁ!」
役割分担は完璧!
チームクルーは2分弱でコースへと送り出した!
完璧な仕事に喜ぶチームスタッフ!
その輪の中に見てただけのシラ・ガミーノも居た・・・。
このピットインにより大きく順位を落とした63号車だが
これから巻き返せる!そう信じて疑わなかった。
しかし!
神様は、また63号車に試練を与えた
その2周後 また緊急のピットイン!
ニシム・ラッケンジから
「水温が異常に上がる!」
すぐに確認すると・・・
水が入っていない・・・。
いや 正確には水が無くなっている・・・
原因は分からないが 取り敢えず水を入れ
ライダーをタケ・ウッチーニに交代し再スタート
スタートから1時間半にして2度のピットイン
重い空気が圧し掛かる。
対する79号車は順調にラップを消化し
現在9位を走行中
負のスパイラルに突入しそうな雰囲気
昨年の悪夢が蘇る・・・
その時であった!
メインストレートを通過するタケ・ウッチーニが
首を横に振った
決断の時が早くも訪れる・・・。
リタイアか?
「エンジンを載せ換えよう!」
チームスタッフが声を発した
この意見に異議を唱える者は居ない
全ての準備を整え
63号車がピットイン!
各担当を決め 一斉に取り掛かる!
1分でも
1秒でも早くコースへ出すんだ!
スタッフへ激が飛ぶ!
「ファイナルも交換しろ!」
「工具を持ってこい!」
13番ピットは戦場と化した。
ライダーであるタケ・ウッチーニも手伝い
11分でピットアウト!
無事にコースへ送り出した事へ
スタッフの誰からともなく拍手が沸き起こった
これによりクラス29番手にまで陥落
総合では80位にまで落としたポジション
まだまだ諦めるには早過ぎる!
ここからが踏ん張り所!
mini-motoGP.comのチームワークの見せ所である
63号車のピットアウトに続き
79号車がピットイン!
久々の参戦 ア・セリーノへとライダーチェンジ
こちらは問題無く予定通りのピットアウト
ポジションは変わらず9位!
ここで番記者は ある事に気が付いた
それは・・・
ア・セリーノの写真が殆ど無い事である
今回 スチールカメラを担当したシラ・ガミーノ
何故かア・セリーノだけ殆ど無かったのだ!
その事に気が付いた同行した番記者は
「おい!ア・セリーノの写真が無いけど」と問いただすと
「忘れてました!」の答え・・・。
結構テンパってる様である
という事で569から写真提供により何枚かございました!
エンジンを交換した63号車
快調にラップを重ねるもタイムは一向に改善されない
今期 絶好調のタケ・ウッチーニだが
タイムはBESTより2秒程度遅い状態
これは・・・
エンジン以外にも要因があるとしか考えられない
しかし これ以上ピットで時間をロスする訳にはいかず
ゴールを目指す事を決めた。
3時間が経過したPM 12:00
63号車は、タケ・ウッチーニの必死の走りにより
ポジションを2つ上げ27位
期待が掛かる79号車は、初走行となる
しんちゃん・エドワーズがライド
まだペースが掴めないのかポジションを落とし
現在19位を走行中
見えないトップグループを必死で追い掛ける両チーム
もう後が無い!
そう思った時であった!!
63号車がシケイン立ち上がりでSTOP!
「なぜ?」
ニシム・ラッケンジ
「さっきのピットインで燃料を確認したか?」
チームスタッフ
「ピットアウト時点で燃料は殆ど減っていませんでした!」
ニシム・ラッケンジ
「デブスト!準備しろ!タケ・ウッチーニは絶対に
マシンを持って帰る!」
その頃 シケイン出口で
エンジンスタートを試みるタケ・ウッチーニ
悩み所だが ここは決断しショートカットを始める
13番ピットに緊張が走る・・・。
完全に勝利の女神に見放された
誰もがそう思った時であった
どこからともなく声が聞こえた
タケ・ウッチーニ談
「マシンから?空から?とにかく声がしたんだ」
「タケちゃん!ピットまでなら何とか燃料ありまっせ!」
NASAからか?
もう一度 再始動を試みるタケ・ウッチーニ!
すると・・・
パパパパパパパ パァォ~~~~~~ン!
とエンジンに火が入った!
ショートカットをせずコース復帰!
まだ見放されていない!
準備が整ったデブデブ・ストーナーがピットレーンに表れると
大勢の女性ファンから歓声が上がった!
(様な気がする)
63号車・・・何とかピットへ辿り着いた
タケ・ウッチーニから「任せたよ!」
その一言を受け デブデブ・ストーナーがピットアウト!
続いて79号車がピットイン!
エース シロ・マンシェルへチェンジ
再びコースへと飛び出す
完璧なピットワークを見せるmini-motoGP.comチーム
あとは期待に応えるだけだ
63号車をライドするデブデブ・ストーナー
「げっ!何かヤベェ~!超集中出来るんですけど!
あの薬 効き過ぎなんじゃね?」
あのクスリとは!?
今回1戦のみのサポートではあるが
ヒマラヤスポーツから ある物がサポートされた
(これマジ話なんです)
それがこれだ!
この2点は、クスリというよりも
サポート食品なのだが
左側の箱に入ってる物は人間のリミッターを解除する成分が配合される
アスリートにとっての最終兵器とされ
あの石川遼なども愛用しているすぐれ物
そして もう1つがパフォーマンスが落ちない様にする物
この2点の組み合わせにより かなりのポテンシャルが発揮される
更に!写真は無いのだが
登山などで使われる事の多い酸素サプリと酸素水
これを一週間前から摂取しているため
疲れによる乳酸の蓄積を軽減させる事ができるのだ
密かに完璧なコンディションを作り上げてきたデブデブ・ストーナー
ポジションをジワジワと上げて行く事に成功
昨年、一昨年の失態に対してのリベンジは
出来ているのではないだろうか?
1時間が経過しライダーチェンジとなる63号車
ピットウォールからサインが出た
通過するデブデブ・ストーナー
再度サインを出す
通過する・・・
「デブスト全然 気が付いて無いよ!」
それもそのはず!
実は・・・
デブデブ・ストーナー本人の中では
まだ30分ぐらいしか走っていない感覚だったのだ
いつものバテバテの状態ではなく
とにかく集中していた
デブデブ・ストーナー
「マジでチョ~集中出来てるんですけど・・・ん?」
ピットウォールで激しくサインボードを振るスタッフ
デブデブ・ストーナー
「もう?」
次のラップ シッカリと仕事を遂行したデブデブ・ストーナーが
ピットインポジションを2つ上げ23位で
エース ニシム・ラッケンジへチェンジ
その際 珍しくデブデブ・ストーナーからニシム・ラッケンジへ
「全然 上って行かないっす!とにかく踏ん張って!」
と偉そうな事を言っていた・・・。
5時間半が経過し少しづつ着実にポジションを上げて行く
79号車と63号車
このまま順調に走って欲しい
その思いがチームを一つにさせた
だが!?
まだ負の連鎖は終わらなかった・・・
ア・セリーノがライドし快調に走っていた79号車が
緊急のピットイン!
「マシンが走らないYO!」
どうする!?
決断は早かった
シロ・マンシェル
「プラグ交換して取り敢えず出すぞ!」
急げ!急げ!
ここでチームワークが力を魅せる
4分半でピットアウト!
喜ぶスタッフ!
これでラストまで行ってくれ!
だが・・・
不運は続いた
しんちゃん・エドワーズのショートカットが発覚!
これにより79号車は無条件で5周減算の裁定
この時間帯でのペナルティーは本当に痛い
落ち込むメンバーにシロ・マンシェルが吠えた!
「もう!無くす物は無いんだ!前に進もう!信じよう!」
そうである
何も恐れる事は無い!
ただ・・・
ただひたすらにゴールを目指すだけである!
残り2時間
逆転劇はあるのか!?
コース上では63号車をライドするニシム・ラッケンジが
走らないマシンを必死で前に進める
誰の目にも明らかにスピードが無い63号車
それでも諦め無い姿勢はmini-motoGP.comスピリッツか!?
このスピリッツが子供達の手本になっている事は間違いない!
18位までポジションを上げてきたニシム・ラッケンジ
更なるポジションアップを狙う為 各コーナーでハードプッシュ!
ストレートの遅れをコーナーで巻き返す!
これぞ長州の男!
どんな状況になろうとも出来る事を全力で やり尽くす!
ポジションをジワジワ上げて行く63号車と79号車
トラブルはmini-motoGP.comチームだけではなかった
トップグループを走る何チームかもトラブルに見舞わる
サバイバルレース
HSR8時間耐久には魔物が棲むと言われるが
まさに その通り!
ライバル達の脱落にも助けられ更にポジションを上げる
ピットサインが出されニシム・ラッケンジの大役終了!
ピットへ・・・入って来ない???
「タイムは?」
「2分経過してます!」
誰もが思った・・・
クルリンパ・・・。
ピットは再び戦場と化す!
珍しく この男が声を出した
デブデブ・ストーナー
「多分シフトレバーが曲がってるはず
工具を用意して!燃料も用意!」
タケ・ウッチーニは準備OK!
次の周 ストレートに戻って来たニシム・ラッケンジ
大きな損傷は無さそうだ。
63号車ピットイン!
一気に修復を済ませ 1分半でピットアウト!
ピットに戻ったニシム・ラッケンジは悲痛な表情を浮かべる
小指を負傷した様である
ニシム・ラッケンジ
「ペースの遅いマシンと接触してしまったんだ
これ以上マシンは壊せないと思ったから
リスキーだがマシンから手を離さなかったんだ。」
体を張ってマシンを守ったニシム・ラッケンジ
そのお陰で63号車は軽い修復でピットアウト出来たのである。
タスキを受け取った総監督タケ・ウッチーニ
人一倍 責任感の強い この男は走らないマシンを
懸命にプッシュさせる
タイムもジワジワと改善されていき
それに合わせてポジションも上がる
一方 79号車はペナルティーが気になるものの
今は ただ前に進むのみ!
最終スティントを担当するのは、しんちゃん・エドワーズ
完璧なピットワークを遂行しコースイン
残り時間を考えれば入賞も難しい所ではあるが
何が起こるか分からないのがレース
一縷の望みを託しスタッフが見守っていた
PM 4:00 ラスト1時間
63号車も最後のライダーチェンジを行う
最終スティントを担当するのは やはり コイツだ!
沈み始めた太陽を背にピットロードで待機するデブデブ・ストーナー
その姿は、燃え上がる炎の様に写っていた
63号車がピットロードに入り
最後のチームワークをみせ1分14秒でピットアウト!
タケ・ウッチーニが背中に喝を入れ13番ピットを旅立って行った
デブデブ・ストーナー
「笑いは無しだ!チェッカーを見るまでハードプッシュだ!」
ライトオンとなったコース上は綺麗な光の帯が流れて行く
ニシム・ラッケンジ & ニシム・カトリーヌ
タケ・ウッチーニ & クミ・ヘップバーン
シロ・マンシェル & サヤカ・グロリアス
ア・セリーノ & ヒロコ・シェットランド
この4つのカップルは流れる光の帯を見て
「ねぇ?流れ星みたいね!」
「何か願い事はあるかい?」
「ん~~~~無事ならそれでいいの!」
などなど・・・
ロマンティックなムードに包まれていた
現在走行している
デブデブ・ストーナー & しんちゃん・エドワーズは
単独参戦・・・。
こういう事だったんですね・・・。
流れ星役を演じる デブデブ・ストーナー&しんちゃん・エドワーズ
そんな 良い雰囲気になってるとも知らず
チームの為に全身全霊を掛け走り抜く
ピットエリアから残り時間が表示される
H10
エッチを10回しました!
そんな報告ではない
残り時間10分
63号車を駆るデブデブ・ストーナーは思った・・・
「あと10分 頑張ってくれNSR・・・
あっ!
そう言えば お尻タッチ出来なかったなぁ・・・」
mini-motoGP CUPにも参戦してくれた関西の雄 さくチーム
ペアライダーの女の子へ お尻タッチ!
ファーストスティントでチャンスはあったものの
僅かに届かなかったのだ・・・。
非常に悔やまれる。。。
コース上では最後の最後でマシントラブルが発生したマシンを
必死に押すライダーの姿
ただひたすらに祈り続けるスタッフ
其々の重いが重なっていた。
1日を通しライダー達を祝福してくれた太陽が半分まで沈んだ その時
ホームストレートに花火が打ち上げられた!
長い戦いが終わった瞬間であった・・・。
79号車しんちゃん・エドワーズが最終コーナーを抜け
63号車 デブデブ・ストーナーも最終コーナーを抜け
mini-motoGP.comチーム 完走!
悲願を誓った優勝は またも手をすり抜けて行ったが
これもレーシングスポーツの一部分である。
1台 また1台と戦いを終えた8耐戦士達がピットへと戻って来る
79号車 ガッチリと握手を交わしクラス12位を獲得
またもやワークスチームを上回った
63号車もニシム・ラッケンジ、タケ・ウッチーニが掛け寄り
デブデブ・ストーナーを労った 結果はクラス15位を獲得
何度も何度もトラブルに見舞われたmini-motoGP.comチーム
リタイアしても良かっただろう・・・
投げ出しても良かっただろう・・・
だが最後の1秒まで諦めずチームが一つになり
無事チェッカーを受ける事ができた
また忘れ物は持って帰れないが・・・
諦めなければ必ず持って帰れるはずだ!
その時まで預けておこう・・・。
記事 : mini-motoGP.com番記者
写真 : シラ・ガミーノ
写真提供 : 569
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