タカタ国際サーキット 5時間耐久レース 決勝

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10時15分 中途半端な時間で各車一斉にスタート!

 

 

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第1コーナーは激しいトラフィックに見舞われたが72号車のニシム・ラッケンジ

トラブルなくクリヤ、対する24号車 ア・セリーノは 予定通りトラフィックに巻き込まれ更に後方へと沈む。

 

 

 

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明らかにアップアップのア・セリーノ、挽回できるか?

 

 

 

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快調にラップを重ねる72号車だが・・・耐久レースでは お約束となりつつある

ファーストライダーの転倒、6ラップ目、今回もニシム・ラッケンジがやってくれた。

期待を裏切らない男である。

 

ピットクルーは大爆笑!

 

監督兼、金庫番兼、嫁であるニシム・カトリーヌは頭を抱え、電卓を取り出した!

早くも修理代の計算である!

 

※ ニシム・カトリーヌ

「もぅ!お父さん あれだけコケんでって言ったのにぃ」

「イケイケなんやけぇ(☆^^☆)」

まんざらイヤでもなさそうである。

今夜は大爆走か?

 

ココからのニシム・ラッケンジ、追い上げがハンパではない!

 

まさしくオーバーテイクショーの始まりである。

 

デブデブ・ストーナーのオーバーテイクショーとはワケが違う!

 

視界に入る前走車を捲くる捲くる!

 

次第にケツの皮も めくれる!めくれる!

 

さて、24号車のア・セリーノであるが、1時間の間に72号車から2度 3度とラップされ ここまで いい所ナシである。

 

やる気が感じられないまま総合20位 1つポジションアップでシロ・マンシェルへチェンジ。

 

シロ・マンシェル、下品なカラーリングでの走行スタート!

 

一方 1時間45分の走行を強いられたニシム・ラッケンジ

ヘロヘロ&ケツの皮ベロベロである。

 

しかし仕事はキッチリとこなす、西村サッシをヨロシク!

 

総合4位 クラストップで転倒キング タケ・ウッチーニへとチェンジ!

 

本日もボディーアタック炸裂か!!!餌食は誰だ!

 

ピットに戻ったニシム・ラッケンジのコメントが取れた。

 

 

※ ニシム・ラッケンジ

「腰とケツが痛いんだ・・・。このコースはライダーにはハードな走りを要求するね。

とりあえずトップで戻れて良かったよ。

ホントに腰とケツが痛い。」

 

夜の大爆走、遠まわしに拒否か?

ニシム・カトリーヌ・・・ピーンチ!

 

 

※ ア・セリーノ

「フンフ~ン♪」

不自然な鼻歌・・・触れて欲しくなさそうだ・・・。

 

 

コースへと目を向けると72号車のタケ・ウッチーニが思う様にペースが上がらない、やはりテスト無しのぶっつけ本番には無理があったか?

 

一時は2位にポジションダウンとなったが、そこは男タケ・ウッチーニ

徐々にペースを上げ気が付けばニシム・ラッケンジと同等のタイム。

 

ポジションも再びトップへと戻した。

 

さすがタケ・ウッチーニである、このまま順調にラップを重ねトップのまま イワ・モンシェリへとチェンジしたい・・・

 

サインエリアから「P1」のサイン!

 

喜びも束の間 なんと次のラップにピットイン!サインを見間違えたか?

 

 

タケ・ウッチーニ「ガス欠だ!ケツの皮もムケてる!」

 

ピットは一気に戦場と化した!

 

予定外のピットインにも冷静に対処するK氏 まさにプロフェッショナルだ!

 

 

予定外のライダーチェンジに心の準備が出来てないイワ・モンシェリ!

 

 トップでのバトンタッチ・・・思い出せない程の過去の経験・・・

緊張のあまり顔面蒼白・・・まさにヘナチョコだ!

 

戦う相手はコース上のライダーではなく自分となっていた。

ヘルメットの中は涙目・・・プレッシャーに耐えられるのか?

 

その強烈雨男 イワ・モンシェリ 意外や意外・・・失礼快調にラップを重ねていく。

この辺りは さすがGPライダー、

バックマーカーも上手く処理していき安定感のある走りである。

 

 しかし・・・ペースは上がらない・・・

もう一度 トップへと返り咲く為には更なるペースアップをお願いしたい!

 

 

※ タケ・ウッチーニ

「疲れるねぇ、この蒸し暑さが一番の敵だね、イワ・モンシェリなら大丈夫だよ

彼は、安定感のあるライダーだからね、ただ安定し過ぎてスピードが出ないだけなんだ、開花すれば すばらしいライダーなんだ。

 

それより足はプルプルするしケツの皮がズル剥けなんだ。」

と タケ・ウッチーニ。片ケツ浮かせながらの大絶賛である

よほど痛いらしい・・・。しかし笑顔は忘れない。男である!

 

 

そうこうしているうちにサインエリアから24号車へ下品極まりない

色彩感覚ゼロのサインボード出現。

 

ただでさえ蒸し暑く不快なサインエリアを更に不快にさせていった。

 

24号車、ポジションキープのままライダーチェンジ。

再びア・セリーノの登場である!

巻き返しを期待したい!

 

※ シロ・マンシェル

「暑いし、サインボードは気分を悪くさせるし、思わぬ所に敵が居たね。

後もう一度 走行すると思うとイヤになるよ。」

シロ・マンシェル、体力、気力を不気味なサインボードに奪われ

疲労困憊 思わぬ凶器である、恐るべしピンクのサインボード。

 

そのア・セリーノ 先程とは打って変わり 気迫の走り!

何となくピットにも伝わってくる。

タイムは!

変わらずであった・・・。

さすがアマチュアである・・・。

 

 

72号車イワ・モンシェリは?

予定外のピットインの為 1つ順位を落とすが

こちらもタイムアップとはいかずポジションキープが精一杯である、

しかもイワモンシェリ・・・ピットを通過する度 猛アピール!

 

 

?????

 

 

エンジン不調か?いや いい音で回っている。

 

 

どうした?

 

 

その後も必死でアピール・・・・。手を上げ指をクルクル回す!

 

「あっ!交代したいんだ。」誰かが言った

 

まだ30分である・・・ピットからは大ブーイング!

 

 

サインエリアからは 「あ・い・し・て・る」のサイン~♪

ではなく、非情の「UP」のサイン!

 

イワ・モンシェリ顔を横へプルプルと振り 拒否!

 

UP」・プルプル!「UP」・プルプル!

 

 

これを30分 繰り返し ようやくライダーチェンジ!

 

男を魅せれぬまま 何とか走り切った。

 

 

同じくして、24号車も最後のライダーチェンジ、ラストを

72号車 ニシム・ラッケンジ、24号車 シロ・マンシェルに託された。

 

チェッカーへ向けラストスパート。

 

 

現在 72号車 2位    24号車 20位

 

 

※ イワ・モンシェリ

「いやぁ 疲れたよ何故かいいペースで走れなかったんだ。

暑さのせいかなぁ?負ける気はしないんだけどね。

後は ニシム・ラッケンジに任せるよ!」

 

暑さのせいじゃないぞ・・・イワ・モンシェリ

 

気持ちも負けてたぞ・・・。頑張れイワ・モンシェリ!

 

 

※ ア・セリーノ

「限界だ・・・目がチカチカするよ 後はシロ・マンシェルが無事にマシン

を運んでくれるはずだよ。

 

まずは、ヒロコ・シェットランドと かき氷を食べたいね。」

 

目のチカチカはサインボードのせいだよ!ア・セリーノ

 

 

さて コース上では72号車がタイヤの消耗も激しい中 怒涛の追い上げ

しかしトップを行く98号車 ペースが落ちない・・・1枚も2枚も上手である。

 

 

対するシロ・マンシェルも最後の力を振り絞り力走を続ける。

 

トップの93号車を追いかける72号車、3ラップの差は大きいものの諦めない走りにスタンドの12000人の観客は大興奮である!

 

 

そのニシム・ラッケンジ・・・ケツの皮は、ズル剥けどころの騒ぎではなく

ハードな走りに耐え切れなくなったツナギの尻の部分には穴が開き

ほぼ開放状態であった、パッシングされたシロ・マンシェルは

目を疑ったと話している・・・

 

※ シロ・マンシェル

「まさかコース上に変質者が現れると思わなかったよ、サインボードといい

丸出しのケツといい、今日のレースは どうかしてるよ。」

 

波乱含みの展開・・・残り20分

 

巻き返しなるか?

 

GO! マルダシ・ムラッケンジ! GO! シロ・マンシェル!

 

太陽も最後の力を振り絞り ライダーに強烈な西日を当てる!

 

S字 立ち上がり 西日に照らされたケツ!

 

赤い・・・西日の赤か、ケツ自体の赤か?

 

 

 

ラスト10分・・・・ここで何とレッドフラッグ!!!

 

2コーナーにて多重クラッシュ発生!

 

隊列を作り 前車ピットイン、グッタリのシロ・マンシェル、

 

ケツを上げる ニシム・ラッケンジ 立派だ!

 

 

レースは、レッドフラッグが解除される事なく

そのままタイムアップ!

優勝を誓った 72号車・・・立ち塞ぐトップの壁は大きかった。

 

 


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