ナチュラGP & CBRカップ フリー、タイムアタック!

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場所 : ナチュラ・インターナショナル サーキット

 

天候 : 晴れだが危険な感じ

 

気温 : 気持ち涼しいが やっぱ暑い

 

観客 : 18253人

 

背脂指数 : 70パーセント

 

 

場所 : HSR九州

 

天候 : 晴れ 時々 曇り遠くに雨雲あり

 

気温 : スーパー高温

 

観客 : 32730人

 

背脂指数 : 92パーセント

 

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今回は、minimotoGP.comでもお馴染みとなった

 

NASAの衛星を使い

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マウンテンマウス(山口県)ベアーズブック(熊本県)

 

を結びレポートしていこうと思う。

 

天候は、どちらも現時点では快晴との事だが

 

いつ天候が変わってもおかしくない不安定な状態である。

 

初参戦、遠征ライダーがひしめくナチュラGP

 

逆に初参戦は当然ながらロードデビュー戦となるハ・ルート

 

2つのサーキットで熱い戦いが始まろうとしていた。

 

AM 8:30

 

HSR九州では、車検が開始された

 

同時刻 ナチュラサーキットでも車検が始まる

 

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ハ・ルート&校長は初のCBRカップでの車検

 

既に30度近くまで上がった気温

 

緊張と暑さのダブルパンチで校長の体からは背脂が噴出

 

一方 ナチュラサーキットでは、心地よい朝の風を感じながらの車検

 

対局的である。

 

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進行が早かったのはHSR九州

 

前日のセッションを振り返り校長ハ・ルート

 

綿密な打ち合わせを重ねる

 

緊張の色が隠せないハ・ルート

 

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それを察知した校長は、無駄なプレッシャーを掛けず

 

「自分が出来る事だけをやれ」と声を掛けた

 

AM 9:30

 

CBRカップ 20分間のFP1がスタート

 

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ハ・ルートは、昨日の変更点などを念頭に置きラップを重ねる

 

校長から出された指示は一つだけ

 

「アタックはしなくていい!確認作業に専念しろ」

 

これを忠実に守りインラップ、アウトラップを繰り返す

 

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校長からコメントが取れた

 

デブデブ・ストーナー校長

「とにかくメンタル面での心配が残るライダーだから

焦らない様に指示を出すことに専念しているんだ

今日は、多くの事を望んでないと言えば嘘だけど

チーム自体がデビュー戦なんだ

欲は出さず堅実に進める事が一番だね」

 

その言葉通り堅実にラップを重ねるハ・ルート

 

フィードバックも昨日より内容量が増え

 

落ち着いた状態でセッションを終えた。

 

#66ハ・ルート(犬の乳酸菌.jp/ mini-motoGP.com

「昨日と比べてマシンは随分と改善されてる様に感じるよ

この後のTTを上手く纏めたい所だね。」

 

出足は上々といった所だ。

 

少し遅れてAM10:00 ナチュラGPでもFP1がスタート

 

遠征ライダー達が前日のナチュラーウェザーに振り回された為

 

積極的にセット&トライを繰り返す姿が見られた

 

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変わり易いナチュラウェザーを心配しながら

 

2つのセットを狙って行く為 ピットではスタッフが対応に追われる

 

迎え撃つホームライダー達も急激なコンディション変化を警戒し

 

再度 セット&トライを繰り返す。

 

シーズン後半に向けスペックBを投入したニシム・ラッケンジ

 

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ウェイト増加という大問題を抱えながらも好タイムをマーク

 

これに同調するかの様に好調をアピールしたのはタケ・ウッチーニ

 

昨シーズン最終戦 初優勝からの勢いをキープしている

 

遠征組の中でも一際 強力なオーラーを放つ

 

ワイドランド(広島県)から参戦の感覚派ライダー

 

いまにしぇん & Sogaがナチュラの一角を崩す為

 

セッションを有効に使った

 

そして周囲を驚かせたのは、トゥデイズドアー(京都府)から参戦の

 

#73 Natumi

 

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と、その前にトゥデイズドアーを解説しよう!

 

ネタに困る事が多くなった番記者

 

ネーミングもだが エリアについても困難を極める事が多い

 

その中での京都府!

 

非常に強敵である事は間違いない

 

番記者は考えた・・・

 

京都・・・日本を代表する観光地!

 

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京都・・・舞妓さん・・・一緒に遊びたい・・・

 

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いや!それは番記者の願望である


京都・・・この人がウロウロしてそうだ

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京都・・・きょうと・・・KYOUTO・・・きょう と

 

きょう・と・・・

 

そうだ!京都へ行こう!

 

そんなCMがあったのを思い出した。

 

今日・戸・・・

 

今日・・・TODAY  戸・・・DOOR

 

という事でトゥデイズドアーとなりました。

 

そのトゥデイズドアーから参戦のNatumi

 

近畿スポーツランドでの実績は、折り紙つき!

 

このナチュラのトラックでも その実力をいかんなく発揮

 

ノーマルチャンバーながらも40秒台を叩き出し

 

周囲にその存在を大きくアピールする事となった

 

74Daijiroクラスでは、こちらも大きくペースを上げた

 

タイガーが好タイムを刻み

 

遠征ライダー SyoumaRyoumaも非凡な才能を見せつける

 

ナチュラキングとなりつつあるハヤ・ブー

 

これに刺激を受けたか?

 

前日までの不調が嘘の様にキレのある走りを見せつけたのだが

 

またまた整備不良が発覚!

 

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もはやナチュラの定番メニューと言っても過言ではないだろう

 

その頃 HSR九州では、初の予選に臨むハ・ルート校長

 

シュミレーションを始めた。

 

メンタルに不安が残るハ・ルートに対し校長

 

「自分の出来る事だけをすれば良い!」

 

その一言のみであった

 

AM 10:30 CBRカップ TTスタート!

 

クリアラップを取る為 最後尾からのスタートを選んだ校長

 

ピット前で一呼吸置いてコースインさせる

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アウトラップで感触を確かめ アタック開始!

 

ファーストアタック 1分26秒

 

続くラップで1分25秒中盤

 

この時点で昨日のBESTタイムを更新

 

こうも順調であると逆に不安になってしまうのが校長

 

「コケるなよぉ」と心の中で呟いた。

 

場内アナウンスからもハ・ルートが○番手とコールが入る

 

ラスト3分! 

 

最終コーナーを立ち上がって来るハ・ルート

 

スピードに乗っているぞ!

 

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タイムは!?

 

1分25秒258の自己BESTを叩き出した

 

もう1ラップのアタックを狙いたい所だったが

 

前走者とのスペースが無かった為 アタックを断念し

 

タイムアップとなった。

 

気になる予選ポジションは・・・

 

#66 ハ・ルート 予選4番手を獲得!

 

ただ もう少し上手くやれれば3番手も可能であったであろう

 

その辺りの課題を残しながらもデビュー戦と考えれば

 

上々の出来ではないだろうか?

 

決勝は、AM 11:00スタート

 

少し雲行きが怪しいが・・・。

 

時を同じくしてナチュラサーキットでも少し時間を早い

 

TTセッションが開始された。

 

上空に現れた雨雲を警戒しての判断という事である。

 

この影響であろうか?

 

NASAからの通信が時折 途絶えた為

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セッションの詳細が伝わって来ないので

 

分かる範囲でお伝えしよう

 

最初に行われたセッションは、多分 74エキスパートクラス

 

早々に好タイムをマークしたのは、遠征ライダーのSyouma

 

7ラップ目に46秒142を叩き出す

 

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遠征ライダーを警戒していたホームライダーも

 

このタイムを確認しペースを上げていく

 

同ラップ 早めに仕掛けてきたのがユメカ・スカーレット

 

ハヤ・ブーの連勝を止めるべくハードプッシュ!

 

キレのあるスーパーラップを決め45秒015を叩き出し

 

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暫定PPを獲得!

 

好調をアピールするのは急成長のタイガー!

 

9ラップ目に45秒647をマーク!

 

ライバル達のタイムシートを確認し 

 

ハートに火が点いたのはハヤ・ブー

 

連勝記録を伸ばす為 絶対に譲れないPP

 

マシンの不調を抱えながらもスーパーラップに突入!

 

明らかにスピードが乗っているぞ!!!

 

叩き出したタイムは・・・44秒958!

 

ライバル ユメカ・スカーレットを力で押さえつけた!

 

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今回、ジュニアクラスが不成立となった為

 

繰り上げ処置でリュウがエキスパートで参戦

 

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非常に厳しい状況ながらも確実にラップを刻み

 

52秒479をマークし成長を伺わせた。

 

74Daijiro エキスパートクラス

 

PP #88 ハヤ・ブー

P2 #27 ユメカ・スカーレット

P3 #7  タイガー

P4 #29 Syouma

P5 #17 メイカ・ジュリエット

P6 #47 ハヤト・ロレンソ

P7 (P1) #76 リュウ

 

以上の結果となった。

 

驚くべきは、遠征ライダーのポジション!

 

前日のセッションのみで ここまでのタイムを叩き出した才能は

 

脅威である。

 

 

続いては、74Daijiro チャレンジクラス

 

このクラスにも遠征ライダーが参戦!

 

その遠征ライダー#55 Ryoumaが先制攻撃

 


タイヤが温まった7ラップ目に55秒143をマーク

 

連勝を狙うオウガ・レイニーは、このタイムを確認し

 

ペースアップ!

 

しかし、先にタイムを更新したのはダイジロウ

 

10ラップ目に53秒338を叩き出し暫定PP

 

このまま行くのか?

 

半ば諦めムードが漂うオウガ・レイニー陣営

 

しかしライダーは諦めてなかった!

 

この時を狙っていたのだ!

 

タイムアップ直前にスーパーラップに突入!

 

今シーズンデビューとは思えない落ち着きぶりで

 

各コーナーを攻め立てる!

 

見守るスタッフ!

 

コントロールラインを抜けて行った!

 

気になるタイムは!?

 

貫禄を見せつける52秒583!

 

これが連勝街道を爆進する男の力なのか!?

 

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開幕3連勝へ向け準備万端だ!

 

74Daijiroチャレンジクラス

 

PP #6  オウガ・レイニー

P2 #71 ダイジロウ

P3 #55 Ryouma

 

以上の結果となった。

 

何が起こるか分からないチャレンジクラス

 

決勝で波乱はあるのか?

 

 

TT最後のセッションは、ミニGP1

 

こちらのクラスも開幕3連勝を狙うニシム・ラッケンジ

 

この連勝記録にSTOPを掛けるライダーは誰なのか?

 

一斉に飛び出すミニGPライダー達

 

遠征ライダー達がシーズンを掻き乱すのか?

 

お互いを牽制する様に ゆっくりとタイヤを温めていく中

 

少し早いアタックに入ったのは、ワイドランドの感覚派ライダー

 

いまにしぇん!

 

図太い4ストロークサウンドを響かせアタック開始!

 

しか~~~~し!

 

1コーナーへ侵入直後 マシンが大きく暴れ

 

人間ロケット発射!

 

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感覚派だけあってナチュラの空を全身で感じ取っていた!

 

長い対空時間で何を思ったのか?

 

マシンの修理代か?

 

着地地点へ向かう いまにしぇん!

 

上手く着地できるか!?

 

あぁ~~~~残念!

 

体制を大きく崩し膝からの着地!

 

ジタバタとコース外へ逃げようとするも

 

痛みで体が動かない!

 

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悶絶する いまにしぇん!

 

と!

 

ここでレッドフラッグが提示されセッションは一時中断となった。

 

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ワイドランドKING  KAN GOに抱えられピットへと連行

 

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気になる容態は!?

 

膝が大きく腫れ上がり苦痛の表情を浮かべる

 

一応 笑顔でカメラ目線を送るのだが 笑顔が冴えない・・・。

 

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それほど痛みが強烈ということである

 

これにより いまにしぇんのセッションは終了

 

決勝グリッドへは辿り着くことが出来るのか?

 

10分間後 再度TTセッションがスタート

 

もう一度 コンセントレーションを高めアタックへ向かう

 

41~40秒台でラップを重ねるライダーが多数の中

 

この男が動いた!

 

言わずと知れたナチュラキング ニシム・ラッケンジ!

 

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後半戦へ向け投入されたスペックBNSR

 

実力の程はどうか?

 

そのスペックBのマシンへは ある特殊なセットが施してあるとの情報も

 

スーパーラップに突入するニシム・ラッケンジ

 

タイムは?39秒802!

 

決勝へ向けマシン温存か?

 

それとも何か別の問題を抱えるのか?

 

チーム関係者も あまり良い表情では無いのは確かである

 

連勝記録にイエローか?

 

キングのタイムシートを確認しPP獲得へ向けテンションを上げたのは

 

盟友タケ・ウッチーニ!

 

2012年最終戦での初優勝から勢いはそのまま!

 

長い苦境を乗り越え トップランナーとして2013年を戦う

 

そのタケ・ウッチーニのスーパーラップ!

 

場内から、PC Works陣営からも歓声が上がる!

 

そのタイム 39秒800!暫定PP

 

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ニシム・ラッケンジとのタイムディファレンスは1000分の2秒!

 

少し遅れを取ったのは、シロ・マンシェル!

 

こちらのライダーも最終戦からの勢いは健在

 

9ラップ目に40秒661をマーク!暫定3番手

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全体的にタイムが上がらないのは 路面温度によるものなのか?

 

それとも、全体の年齢層が高く暑さにより

 

バテたライダーが多いからなのかは誰にも解らない・・・。

 

気になる遠征ライダーはどうであろう?

 

先ほどセッションを終了した いまにしぇんの敵を討つ為

 

精力的にラップを重ねるのは、盟友 #3 Soga

 

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初参戦ながらポイントを押さえた走りで40秒895をマーク

 

そして セッション終了まで1分を切った時であった・・・

 

ここまで沈黙を貫いた遠征ライダー#73 Natumi

 

スーパーラップに突入!

 

関西圏で揉まれてきただけあり その走りは周囲を驚かせる

 

ホームライダーが見守る中のアタックに若干の緊張があるか?

 

いや!それは杞憂!

 

綺麗に各コーナーを抜けコントロールラインを通過!

 

タイムは!?ホームライダーも驚く40秒289!

 

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非凡な才能を見せつけられた!

 

ミニGP1の予選結果は、以下の通り

 

PP #61 タケ・ウッチーニ

P2 #63 ニシム・ラッケンジ

P3 #73 Natumi

P4 #60 シロ・マンシェル

P5 #3  Soga

P6 #43 いまにしぇん

P7 #44 フク・ナンチェ

P8 #7  てるてる・ゼウス

P9 #13 ホノカ・マーガレット

P10 #45 ワキバ・オー

 

波乱含みのミニGP1予選!

 

注目すべきは、PP#61 タケ・ウッチーニ

 

連勝記録にSTOPを掛けるのは盟友なのか?

 

はたまた、唯一のノーマルチャンバー装着ながら

 

3番手を獲得した#73 Natumiか?

 

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若干 元気が無いのは、#13 ホノカ・マーガレット

 

同じホーム唯一の女性ライダーとして奮闘してもらいたい。

 

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決勝は、時間を繰り上げ PM 12:00くらいにスタート予定

 

TTで派手な空中遊泳をした いまにしぇんは、

 

大事を取って決勝はキャンセルとなった。

 

その頃 HSR九州では、CBRカップ決勝がスタートしようとしていた。

 

 

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Next CBRカップ、ナチュラGP決勝

 

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記事 : mini-motoGP.com番記者

 

撮影 : シラ・ガミーノママ

 

 

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